保険適用のワキガ手術を受けたのでその体験談を紹介します。
手術のきっかけ
手術を決めたきっかけは大きく2つあります。1つは、脇のにおいの対策をするのが面倒になったからです。脇のにおいを気になり始めたのは中学生の時で、学校に行くときは着替えをもっていき、1日に1~2回着替えていました。学校を卒業した後も、着替えたり消臭クリームを塗ったりして頑張っていましたが、「これが一生続くのか、、」と思ったら途端に面倒になりました。
もう1つの理由は食生活の変化により脇のにおいがより強くなってしまったからです。沖縄に数か月住んでいたときに、自炊をせずにステーキばかり食べていたら、ワキガが悪化してしまいました(笑)このにおいを防ぐことはできないな、、と思い手術に踏み切りました。
病院選び
保険適用でワキガ手術(剪除法・皮弁法)ができる病院を探していたところ、県内で有名な病院が電車で20分くらいのところにあるということがわかり、その病院で手術をすることに決めました。私は手術後に10回ほど病院に通ったので、できれば近くの病院を選んだ方がいいと思います。病院によって術後の過ごし方や通う回数が違うので、手術前の説明のときにしっかり確認することが大切です。
カウンセリング
手術をする前に病院でのカウンセリングがありました。カウンセリングでは、数分間脇にガーゼを挟んでそれをお医者さんに嗅いでもらって、自分は保険適用内なのかをチェックしてもらいます。私が行った病院では軽度から重度のワキガが保険適用内になっており、無事、保険適用で手術ができる事になりました。その際に1週間後に手術の予約を取り、金額は42000円でした。ガーゼ・テープ・薬代などは計16000円ほどかかりました。
手術
手術中は局所麻酔なので意識がある状態でメスを入れるのがめちゃめちゃ怖かったです。ただ、引っ張られている感覚はあるので、皮膚を引っ張られるたびに心の中で「ぎゃー」と叫んでいました。ハサミでチョキチョキしている音も聞こえるのもかなり怖かったです。とにかく手術中は痛みよりも怖さが勝っていました。
痛みは最初に打つ麻酔が1番痛かったです(笑)手術中に麻酔の利きが悪いと、追加で注射を打つので、痛いときは我慢せずに早めに言った方がいいです。
術後スケジュール
当日 | 手術 | シャワー禁止、 Tシャツ・ブラジャー禁止 | がっちり固定 タイオーバー痛い | 歩くのしんどい 痛みがつらい |
翌日~3日後 | 消毒 | 頭や下半身は濡らしてOK | がっちり固定 タイオーバー痛い | 歩くのしんどい 痛みがつらい |
6日後 | タイオフ | シャワーOK (脇に直接当てない) | がっちり固定 | 全然歩ける ガーゼ&テープめんどい |
8日後 | 経過観察 | シャワーOK (脇に直接当てない) | がっちり固定 | 全然歩ける ガーゼ&テープめんどい |
2週間後 | 抜糸 | シャワーOK (優しく洗える) | ガーゼ貼る | 腕上げられる ちょい違和感 |
その後週に1回 | 通院 | シャワーOK (優しく洗える) | ガーゼ貼る | 腕上げられる ちょい違和感 |
術後の過ごし方
手術してから2週間~1か月ほど(病院によって異なる)脇を上にあげてはいけないので、手術する前にあらかじめ下の方に物を置いておくのがいいです。特に低身長だとその分届かないものも多いので準備が必要です。
術後は電車で家に帰ったのですが、最寄駅から駅までの15分ほどの道のりを歩けずタクシーで帰宅しました。私は痛みを感じやすく、術後3日間は特に痛みが強く、まともに歩けなかったので家から病院までタクシーで通っていました。そのため、タクシー代だけでかなりの金額がかかってしまいました。
その後、脇のタイオーバー(固めのガーゼを脇に直接糸で固定)を取るとかなり楽になりました。術後からずっと痛み止めを飲んでいましたが、タイオーバーを取った後は薬が必要なくなりました。
まとめ
・病院はなるべく近い方がいい
・手術前に必要なものは脇を上げずに届くところにおいておく
ワキが手術をしてから、においを気にするストレスがなくなり精神面でのメリットも大きかったです。
気になっている人はぜひ病院のカウンセリングに行ってみてください!
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